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ちょいとシワが寄ってますが、閉館してしまった映画館からいただいたサニー。私が唯一持っているDEFAフィルムのポスター。
サニーのファッションセンスはいいですよ!今でもばっちり通用すると思う。チープシックでいやらしくない着こなし。舞台衣装はイマイチだけども。
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| それにしてもサニーが好きになった彼氏はいただけない。哲学者だかなんだか知らないけど随分いろいろと悟っちゃってて、浮気現場をサニーに見つかっても冷静沈着。後日の弁解も妙に論理的で血が通っていないみたいに無表情なんだものっ。そりゃあ、許せないですよっ。私の持ってきたシーツの上でナニするなっ!ですよ。だから、サニーはフッた訳ですよ、あたいはそう思うっ。でもね、許さなかった事に後悔するの、この娘ったらぁ(おすぎ風)。
と、感情的にもなったところで、この映画は違った側面からも楽しめる。ライザミネリが主演した映画「キャバレー」は、ナチス政権が迫り来る1920年代後半から30年代前半あたりのベルリンの様子が、大衆娯楽と共に鮮明に描かれている。ええじゃないか的世相は当時ならではの雰囲気で、それから約半世紀時をずらした東ベルリンでは世の中も大きく変わっている。けれども歌い手という同じ職業のヒロインの生き方を重ねずにはいられない。
サリー(ライザミネリ)とサニー。名前も似てるけど、サニーが羽織るバスローブもサリー同様の着物柄。ポツダムのフィルムミュージアムにはサニーの部屋があって、マレーネデートリッヒと肩を並べるように彼女の衣装や小物が展示してある。
そんなわけで話は初めに戻りまして、あのピアノの音色は、彼女の決意を揺るぎないものにしながら、失ったものも多い今までの歩みを全て表している。そしてちょっぴり爽快な気分にしてくれるのはなぜだろう。ペパーミントのガムみたいに少し涙目になるんだけどスーッとするのだ。2004.5.14
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