妙なポーズが気持ちいいと感じる時ってありますよね。
このへっぴり腰、いいなぁ。

カウチポテトグマ

週末の遅い朝、女房と子供達はそれぞれに出かけ、慌てて忘れ物を取りに来た末娘に「なんだ、お父さん今頃起きたの?」「ふむ…何だ、今日は部活か…気をつけて行けよ」「あーはいはい。じゃあねっ」

玄関のドアが閉る音と共にあくびを一つ。台所へ向い冷蔵庫をなんとなく物色。テーブルの上の朝刊になんとなく手を伸ばす。別に観たい番組があるわけでもないが、これまたなんとなくテレビのスイッチを押す。途中リモコンを握ったままウトウトしたりして、まったりとしたアンニュイな休日のお父さんの時間が今週もまた過ぎていくのであります。

なんて勝手にお話作ってしまいましたが、ベルリン中にクマの銅・石像は数あれど、こんなにもやる気のないクマは滅多にいません。歴史を持った堂々たるクマもいいけど、勝手にストーリーを作ってしまいたくなるそんなクマもいいもんです。



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クマ之湯

「湯加減いかがですか」。プ−さんだったらハチミツをかくし持っていそうな瓶から湯を注いでいます。
クマそのものは忠実に表現されているのに、注ぎ加減を調節している姿勢がなんともいじらしい。

「湯」と表現しましたのも、ここは市の公営浴場。実はプールなのですが、
お風呂が各々の家になかった時代は日本の銭湯のような役割をはたしていました。
ベルリン市だけでもざっと77カ所。うち風呂がめずらしくない昨今、泳ぐ目的の利用者も減る中で
いくつかの浴場が閉鎖に追いこまれています。これまたなんだか日本の銭湯事情と似ていますね。

それはさておき、この公営浴場、Baerwald Strasse(クマの森通り)沿いにあります。
森なんかなくて住宅街なのですが、「森の中にクマが運営しているお風呂屋さんがあったら
おもしろいだろうな」という想像をかきたててくれます。



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どてらのクマ

2つの庶民的なデパートに挟まれた公園の入り口、子供たちと同じ目線程の低い位置にこのクマは置かれています。はっきりとしない彫り具合は、きっと子供たちが長年に渡りピタピタ、パンパン叩いたからでしょう。それでも充分クマとわかる輪郭です。それにしても、いろいろな姿勢の像があります。私は今回のクマを勝手に「しりもち型」と命名。クマのかわいらしさを表現するのにもってこいのスタイルです。
背中姿はまるでどてらを着たお好み焼き屋のおやじ(byじゃりん子チエ)です。