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またアメリカから直接東ドイツへ亡命したわけではなく、私が思うに活動をしているうちに行き着いた先が東ドイツだったのではないか。終着した国が彼が理想としていた場所に近かったかというと、そうでもなさそう。けれど、そんな予想も今回の遺書発見は覆す力を持っています。謎が謎を呼んで、やっぱり何が何だかわかりません。
遺書には愛して結婚したであろう奥さんを批判する内容に加え、もう嫌気がさしていたとされる東ドイツの政府を賛美する文章もあった様子。翌日の新聞には驚きを隠せない奥さんと息子の言葉が掲載されていました。今回発見されたこの遺書が映画に反映されるかはわからないけれど、遺書の存在があるとないとではまったく違う解釈になるでしょう。シュタージによって暗殺されたのではないかとも言われていた彼の死。それが自殺だったと裏付けるかのような今回の遺書発見のスクープ。彼の求める理想郷は果たしてどこだったのか、どこに向かおうとしていたのか。それが銀幕にどのように映し出されるのか。観た後にどういう感想を持つ自分がいるのか。今からとても楽しみです。2004.9.20
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