必聴なのが「Rangehn」。1978年西ドイツでリリースした「Nina Hagen Band」のものとは異り、歌詞ほぼすえ置きのまま、妙に世良正則&ツイスト風なのが耳に懐かしい。限りなく後のニナに近くなっていく歌声の「Das kommt, weil ich so schoen bin」などは、パンクのニナ夜明け前といったところ。
1976年彼女の養父であったミュージシャン、Wolf Biermann/ヴォルフ ビアマンがツアー先の西ドイツで、東ドイツ国家から「もう帰って来てくれるな」と追い出された前代未聞の市民権はく奪事件をきっかけに、ニナも追うように東ドイツ国民であることを放棄して西へ。彼女のミュージシャンとしてのキャリアは西ドイツで再出発し、その後は周知の通りの活躍ぶり。
デビュー時の初々しさと瑞々しさ、シンガーソングライターとしての才能も開花しそうな彼女が見える一方で、音楽を通して自分を表現していくには「東ドイツという国は窮屈!もう限界っ」という感情もこのアルバムには漂っている。2004.3.2
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収集している古雑誌「Das Magazin」から偶然見つけた彼女。ティーンエイジの時は、ずきんを被るのがお気に入りのファッションだったとか。育った環境も独特だったから、価値観とかおしゃれもとてもオリジナルなのだ。めっちゃキュートでしょ?
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