隣国フランスの洒落っ気とチェコやポーランドなど東欧の素朴さの間に挟まれた、ドイツの日常文化をお伝えします
 

日本人の若手アーティストを紹介する仕事をベルリンで行っている河村恵理さんのサイトを、微力ながらお手伝いしました。

展示やイベントのオーガナイズ歴を中心に、展示カタログや雑誌に寄せた記事など、精力的に活動されている河村さんの、今までとこれからの思いが詰まったサイトに仕上がったのではないかと思っています。ベルリン発のアートに興味のある方はぜひ!

そして昨年度に続きまして、またNHKドイツ語会話テキスト内にて、先月4月号から新連載がスタートしています。今年度は「ドイツのデザインと雑貨」と題し、読むページから見せるページへ。極端に文章量が少なくなっているので、昨年度とのギャップに「同一人物?」と面食らうかもしれません。

見せるページということで、試行錯誤ながら写真をがんばることが今年度の課題に…。現在発売になっている5月号は、戦後ドイツのプロダクトデザインを代表するワーゲンフェルドのソルト&ペッパーを取り上げています。手のモデルとして友人に登場を願い、ちょっとしたこぼれ話を添えて仕上げました。


今年は、生誕90年という記念の年。地元ヴァイセンゼーでは、図書館や旧郷土資料館、昨年オープンした資料館などで展示が同時開催されています。1つ1つはとてもささやかな展示ですが、故郷での開催であることを考えるととても有意義な催しではないでしょうか。しかも、どの会場も入場無料です!

中でも注目したいのが、ポスター展。こじんまりとした空間の壁に所狭しと貼られた作品のなんと色鮮やかなこと! この会場は週に2日しか開館しないようですが、運が良ければ来訪者は自分だけ、クレムケさんのポスター独り占めっ!という至福の空間を手に入れることができそうです。

==クレムケ木版画展==(2007.3.10〜)
会場)Atelier und Archiv Prof. Werner Klemke
住所)Tassostrasse 21
開館時間)木〜土15〜18時
木版画作品の代表作ボッカチオの『デカメロン』をはじめ、『ピノキオ』など日本人の私たちにも馴染みあるお話の挿し絵も展示されています。


==クレムケポスター展==(2007.3.10〜2007.3.31)
会場)旧Heimatmuseum
住所)Pistriusstrasse 8
開館時間)水16〜18時、日14〜18時
ソフィア・ローレン主演の映画ポスターも手がけているかと思えば、レーニンの生涯を描いた映画のポスターデザインもあったり。イラスト中心のものからタイポグラフィーに徹したものまでと、バリエーション豊かな展示です。


==クレムケ装丁展==(2007.3.9〜2007.5.31)
会場)Wolfdietrich-Schnurre-Bibliothek
住所)Bizetstrasse 41
開館時間)月10〜20時、火木金10〜19時、水15〜19時
地元図書館が所蔵している彼の書籍のカバーや挿し絵などが館内の壁に展示してあります。


==クレムケ教科書展==(2007.3.22〜)
会場)Grundschule am Weissensee
住所)Amalienstrasse
開館時間)3月22日18時から展示スタート
数々の絵本児童書を手がけていたクレムケさんは、なんと子供達が学校で手にする教科書や教材のイラストも手がけていました。展示会場が小学校というのも素敵です!



エッセイサイト『pinch of Berlin』を久々に更新しました。

NHKテレビドイツ語会話テキストでの連載も、現在発売になっている号でひとまず終了。前より時間も気持ちも少し余裕ができたので、手つかずだったサイトを動かしていこうと思って。やっと重い腰を上げたか!といった感じも否めないのですが…(恥)。

右の画像は、ケルナー社の工房に置かれていたブーブーちゃん。やっぱりどこかケルナー社の玩具の面影が…。とくに目のあたり。ケルナーさんが長男君のために作ったオリジナルです。娘さんのために作った牛バージョンもあるんだそう。胴に巻いてある腹巻き(?)がなんともいえません!『pinch of Berlin』でもケルナーさんとの思い出について書きました。


現在発売中のNHKテレビドイツ語会話テキスト3月号。今回は、19世紀末前後のベルリンに欠かせない音楽家パウル・リンケ(Paul Lincke)と画家ハインリヒ・ツィレ(Heinrich Zille)について書きました。

風刺画家として有名なツィレですが、今回は彼の撮った写真にスポットを当てています。彼が残した写真は、現在1冊の写真集にまとめられています。7ユーロ弱というお手頃価格、ベルリンに来た際のお土産としてもオススメしたい1冊です。

その写真集には家族と海水浴を楽しむツィレの写真も収められているのですが、海パン姿がデカパン先生みたいで愛おしいです。


現在発売中のNHKテレビドイツ語会話2月号のテキスト、ドイツ北東に位置する「リューゲン島」についての文章を寄せています。

島の魅力と合わせて、東ドイツ時代に多くのモダン建築を手がけたムター氏(掲載誌では表記が「ミュター」になっています)についても紹介しています。本サイトにて以前紹介した建築家でもありますが、今回はムター氏から写真提供&掲載許可もいただいてますので、ぜひ一読くださるとうれしいです。

シーズンオフのリューゲン島は、淡くてのんびりで、なんだかとってもロマンチックでした。


先月、大阪のショップ「ddr」の山本ご夫妻とベルリンで会った際に、可愛らしいプレゼントをもらいました。

裕美子さんによる手作りの小さなこけしRIBBONちゃん。私のデジカメだとわかりにくいのですが、目だとかまつげだとかビックリするほど細かいんです! 作業工程を1度見てみたい。しかも、東ドイツに興味があるという私のために、東独製のビンテージ柄で特別に作ってくれたと聞いて、さらに感動。

ちなみにキーチェーン付きなのですが、落としたらどうしようってことばかり考えてしまい、箱入り娘と化しています(笑)。季節柄、オーナメントとしてツリーに飾ってパチリといきたかったのですが、うまい具合に撮れなくて…。数日後はもう25日ですね。ああ。

RIBBONちゃんのサイトでは、小さな彼女をとりまく世界観がこれまたステキですよ!


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A Pinch of Berlin
2006.10.10
新サイト、オープンしました


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【出版物の紹介】

Book

切手で旅するヨーロッパ
山田庸子 著
Collection : BUSY TOWN
ピエブックス 刊
1,600円+税


Book

ドイチュラント
ドイツあれこれおしながき
山田庸子 著
ピエブックス 刊
1,900円+税


Book

展示図録
ヴェルナークレムケの世界
山田庸子 企画・編集
1.260円(税込み)

京都・恵文社一乗寺店
東京・ユトレヒト
等にて発売中


【プロフィール】

山田庸子 Yoko YAMADA

東京生まれ。フリーランスのグラフィックデザイナーを経て、 1999年末から拠点をベルリンへ移す。現在は執筆業を中心に、 旧東ドイツの庶民文化を紹介する活動なども行っている。


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