隣国フランスの洒落っ気とチェコやポーランドなど東欧の素朴さの間に挟まれた、ドイツの日常文化をお伝えします
 

12月中旬に発売になりますNHKテレビドイツ語会話1月号のテキスト、今回の話題は「コーヒー」です。

100年程前、ベルリン近郊で余暇を過ごす際にも登場するこの飲み物。当時の様子を伝える古葉書の画像も添えました。また東ドイツのコーヒー事情にも触れました。政府と江戸っ子気質にも似た市民のイタチごっこの様子が伝わればうれしいです。

上の画像はリサーチしたものの使わなかった写真。ベルリンでのコーヒーの歴史を辿る上で、避けては通れない貴重なコーヒーハウスZENNERです。ただし現在は、週末、おじさまおばさまがノンストップVolksmusikで踊りまくるディスコを催しているレストランで、当時の面影を味わうことは難しいみたい。

あと、連載ページの最後に出て来るOpernpalais(通称:オペラカフェ)は個人的にも大好きなカフェの1つ。洋菓子店も兼ねているからケーキの種類も豊富で、昼夜の食事はもちろん、夜はバーとしても使えて本当に便利です。


テレビドイツ語会話テキストの連載、12月号は、子どもたちのための小さな映画上映会について寄稿しました。映画が始まる前の、可愛らしいおまじないについては本誌にて。

この上映会、運営をはじめてから今年で16年だそうで、誕生パーティーの模様についても少し触れています。当日は、もちろん運営側から許可をもらっての取材だったのですが、やはり主役は子どもたちということで、迷惑にならないよう写真を撮らねばと、随分苦労しました。とくに映画上映中。ものすごい集中力で映画に見入ってる子どもたちに向けて、やはりフラッシュは焚けず…。

プリントされた写真を見て笑っちゃったのが、添付した画像。座席は一般大人用なので、子どもには背もたれが邪魔のようで、その姿はまるで土から顔を出したモグラみたい(笑)。つぶらな瞳がキラキラと大スクリーンに向けられて、思いっきり素人な写真だけれど、やっぱりフラッシュを焚かなくてよかったと思いました。


いつもの作業からして、いろんな方の話を聞いたり質問したりの立場にあることがほとんどなのですが、珍しくインタビューを受けました。『ドイツニュースダイジェスト』635号です。

編集者の方とのお話でちょっと盛り上がったのは、『グッバイ、レーニン!』と『ベルリン天使の歌』、どちらの映画に感化されたかでベルリンを観る視点は違ってくるかもしれないですね、という話題。その間に『ラン・ローラ・ラン』も入るかもしれない。どうして東ドイツの話題を多くとりあげるのかについて話しているうちに出てきた話題でした。

ちなみに私の大のお気に入りドイツ映画は『Sonnenallee』。『グッバイ、レーニン!』ほど、感傷的じゃないところがいいです。ハインツおじさん、サイコー!


猫シッター中です。昼間にお宅へお邪魔して、ご飯あげて食べてる間に掃除して。消化もそこそこに、軽く遊んであげたら、「また明日ね」とドアを閉める。自宅ではもう1匹のニャンが待っている。帰宅早々、ご飯あげて食べてる間に掃除して…。そんな日々のくりかえし。

日本のお友達のりさんの言葉に甘えて(?)、久々にウチの猫旦那(←最近ヒットのニックネーム)の画像を載せてみました。


逆光が差してうまく撮れなかった某建物を撮りに、夕方自宅を出てTreptower Parkへ。

夜になれば光るだろうと思っていたお店の看板は、電飾がついていないらしく一向に灯らない。仕方がないので、かろうじてまだ明るい夕暮れの空をバックに、くり抜かれた店名の看板を撮る。シュプレー川沿いではあるけれど、電灯があるのは駅前せいぜい100mくらい。私が向かったのは随分奥の方で、一寸先は闇の世界。なので足早に帰路を急ぐ。

それにしても、暗闇の中をジョギングをする人が多くて驚きました。その中に、サーチライトを頭につけてまで走ってる人がいて、「そんなにしてまで走りたいか、お前は!」と、久々に笑いました。うん、暗闇の中でね。


大阪のアメリカ村にある東独雑貨を専門に扱うお店「ddr」

独特な交友関係を持つオーナーのお二人は、東独雑貨だけでない幅広い活躍をしていて、羨ましくなるようなお話がたくさん。現地にいる私が「もっとアクティブにならねば」と元気をもらうほど。次回の帰省時に必ず伺いたいショップです。お店側のご好意で、図録『ヴェルナークレムケの世界』も取り扱ってくださっています。お店に立ち寄りましたら、冊子も手に取って下さるとうれしいです。


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A Pinch of Berlin
2006.10.10
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【出版物の紹介】

Book

切手で旅するヨーロッパ
山田庸子 著
Collection : BUSY TOWN
ピエブックス 刊
1,600円+税


Book

ドイチュラント
ドイツあれこれおしながき
山田庸子 著
ピエブックス 刊
1,900円+税


Book

展示図録
ヴェルナークレムケの世界
山田庸子 企画・編集
1.260円(税込み)

京都・恵文社一乗寺店
東京・ユトレヒト
等にて発売中


【プロフィール】

山田庸子 Yoko YAMADA

東京生まれ。フリーランスのグラフィックデザイナーを経て、 1999年末から拠点をベルリンへ移す。現在は執筆業を中心に、 旧東ドイツの庶民文化を紹介する活動なども行っている。


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