隣国フランスの洒落っ気とチェコやポーランドなど東欧の素朴さの間に挟まれた、ドイツの日常文化をお伝えします
 

が、ブックスリパブリックではじまっています。

ノムラさんによる本の紹介は、1冊1冊、書籍に対する愛あるコメントが添えられていて、ドイツ本に関しては発送した私でさえ、改めてほしくなってしまうほど。ドイツ語を解するから、というだけではない素敵な文章にうっとりです。

ノムラさんには今年も帰省した時にお会いして、京都駅のホームで待ち合わせて、そのまま奈良に向かったのでした。たまたま買ったガイドブックが同じだったりして、なんだかとてもうれしかった。

奈良では、昨年仕事をご一緒した井岡さんへの挨拶も兼ねてカナカナへ寄り、ランチをいただく。画像はその時オーダーしたもの。しっかりメニューも撮ってました(笑)。

カナカナごはん〈かつおのたたき白ネギと胡麻の中華ダレ、切り干し大根と揚げの薄煮、山芋とめかぶの酢の物、ごまごま里芋、茄子と干しえびの冷やし煮、枝豆ごはん、味噌汁、小豆寒天〉+アイスミルクティー。とても美味しく、早く食べきってしまうのが惜しいので箸をゆっくりと運んだこと、なぜか鮮明に記憶に残っています。


Werner Klemkeについて改めて紹介しています。NHKテレビドイツ語会話テキスト10月号にて。

2004年の展示に来てくださった方や、図録を買ってくださった方には正直「もう耳にタコだよ〜」という話題がほとんどなのですが(ごめんなさい!)、編集の方に無理を言って、クレムケさんのこと、連載に盛り込ませてもらいました。既に話題にしましたトリアーと比較して読んでくださると、より面白いかと思います。

展示の図録に関しては、右側【出版物の紹介】にもありますように、京都は恵文社一乗寺店、東京はユトレヒトの他、偶然にも先日取り扱い希望の問い合わせを受け、神田神保町の書肆アクセスでも、週明け(月)あたりから購入が可能になります。


9月8日(金)、ベルリン近郊のBabelsbergにあるフィルムパークに行ってきました。

この日は、雑誌『SUPER illu』創刊15周年と、DEFAフィルム創設60年を記念しての終日特別プログラム。『会議は踊る』や『嘆きの天使』など、往年の映画音楽ヒットメドレーをフィルムオーケストラによる生演奏で聴いてきました。中でも感激してしまったのは、3本指に入るくらい好きなDEFA映画『Solo Sunny』の『Some sweet day』が聴けたこと。

作品中ではあたかもサニーを演じた女優さんが歌ってるかのようですが、実は口パク。この日は、本来の声の主Anke Lautenbachによるサニーの歌声でありました。オーケストラだけの演奏の時は、パーティー会場みたいな感じで、後方のラウンジから人々の賑やかな笑い声なんかもしていたんです。ところが! 『Some sweet day』が始まった途端、もうびっくりするくらい皆さん聴き入ってました。とてもよく知られた曲ということもあるのかもしれないけれど、あれは絶対に人々の心をひきつけていた歌声。情熱的で本当に圧巻でした。

音楽で久しぶりに鳥肌が立ちました。なんか電流が流れるみたいな感じ。足もとからつむじにかけてブワーっと。その後、Manfred Krugのヒットナンバーなんかも披露してくれて、これまたスウィングスウィングって感じでよかったです。

あんなに感動して、今思い出してもゾクゾクしちゃうくらいなのに、頭の中であの歌声の再生を試みてもまったく駄目で、漠然とすごかったことしか思い出せないんです。音楽で感電しちゃうってことあるんでしょうか。


今、連載の記事を読んでメールをくださった読者の方と、ある話題で盛り上がっています。

その方は私のサイト名を見るなり、「(ヘレンオクセンバリーの)We're going on a Bear Hunt からの引用ですか?」と、うれしくも見破ってくださった方なのですが、この絵本の最後の文章が、独訳はオリジナルとまったく違うというのです。

読んだ方は既にご存知だと思うのですが、あの最後の一言「We're not going on a bear hunt again ! 」が、独訳だと「Wann gehen wir wieder auf Baerenjagd ? 」、つまり「今度はいつ、くまがりに行く?」となっているのだそう。うぅー、そういう話じゃないと思うんだけどなぁ。

たった1行の文の違いで、最後のオチの解釈がまったく違うものになってくるんですが、何故に「もう行かない」をあえて「いつ行く?」としたのか。もしかしたらそこに、ドイツらしさみたいなものが隠れているんじゃないかな…なんて。余韻を消してしまうあたりが、なんともはがゆい。

そんなわけで、この話題について「詳しいこと知ってるよ」という方いらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。もちろん、こうなんじゃないかな?といった意見もきかせてくださるとうれしいです。


雑誌ブルータス600号のアノニマスデザイン特集に、東ドイツの製品デザインについての記事(藤崎圭一郎さんによるレポートです!)が掲載されています。東独雑貨に興味のある人にはいい資料になりそうです。Yumさんの粋な計らいによる献本、本当にうれしかったです。ありがとうございます!

ブルータスが届いたのはマルティーナさん宅へ向かう直前。道中の電車内でパラパラめくりつつ、彼女のうちにお邪魔すると、記事に掲載されていたガラスのコップやイスが今も現役で生活の中に溶け込んでいました。


「家に新しい子猫が来たの。すぐに大きくなっちゃうから小さいうちに観たかったら早く遊びにきてね。」

日本滞在中に我が家のニャンを預かってくれたマルティーナさんから連絡が入りました。「もちろん、行く!」。この前の(日)にウキウキ気分で訪ねました。

生後3ヶ月と言っていたっけ…。もぉー、めちゃめちゃかわいー! 遊び盛りのおチビちゃん(ちなみに雄)は、自分の身体の何倍もあるクッションに、果敢にスライディング&アタックしてました。君は大物になるねぇ〜。

食べたら食べただけお腹がポッコリ膨らんでたのが愛おしかったです。あと、おチビちゃんの身体の模様、カーペットとカモフラージュになってしまい、あやうく踏んじゃうところでした。危ない危ない。

一貫した猫バカ発言、どうぞお許し有れ。


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A Pinch of Berlin
2006.10.10
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【出版物の紹介】

Book

切手で旅するヨーロッパ
山田庸子 著
Collection : BUSY TOWN
ピエブックス 刊
1,600円+税


Book

ドイチュラント
ドイツあれこれおしながき
山田庸子 著
ピエブックス 刊
1,900円+税


Book

展示図録
ヴェルナークレムケの世界
山田庸子 企画・編集
1.260円(税込み)

京都・恵文社一乗寺店
東京・ユトレヒト
等にて発売中


【プロフィール】

山田庸子 Yoko YAMADA

東京生まれ。フリーランスのグラフィックデザイナーを経て、 1999年末から拠点をベルリンへ移す。現在は執筆業を中心に、 旧東ドイツの庶民文化を紹介する活動なども行っている。


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